今回は東京都豊島区にお住まいのお客様より、TRPG関連の文庫本やゲーム攻略本、ゲームソフト、LD(レーザーディスク)などの出張買取をご依頼頂きました。
最初のご相談はお電話からで、「古い文庫本やゲームの攻略本みたいなものは買取可能でしょうか?」とのお問い合わせでした。
文庫本について詳しくお話をお伺いすると、一般的な小説というよりも、ゲームブックやTRPGのリプレイ集、アイテムコレクションなどが多いとのこと。さらに、ゲームソフト、アニメ作品を中心としたLDもあるため、可能であれば一緒に見てほしいとのお話でした。
TRPG関連本や古いゲーム攻略本、LDは、タイトルや年代、ジャンルによって評価が大きく異なります。お電話で作品名をいくつかお聞きしただけでも興味深い内容ではありましたが、詳しく見なければ判断が難しい部分も多かったため、今回は豊島区のご自宅まで直接お伺いし、全体を拝見させて頂くこととなりました。
今回は豊島区での古本・ゲーム出張買取として、アニメLD約300点を含む総数約850点をまとめて査定した事例をご紹介します。
ご依頼の経緯|引っ越しを前に古本やゲーム、重いLDをまとめて整理
ご依頼者様のご自宅へ到着し、ご挨拶を済ませて改めてお話をお聞きすると、近いうちにお引っ越しを予定しており、少しでも荷物を減らしておきたいとのことでした。
ただし、昔から集めてきた本やゲーム、LDということもあり、すべてを一律に処分してしまうのではなく、評価できるものがあるなら可能な限り買取で整理したいと考えていたそうです。
特に悩まれていたのがLDでした。
LDは直径約30センチほどある大きなディスクで、専用のジャケットに収納されています。一枚だけならそれほどでもありませんが、数百枚がまとまるとかなりの重量となります。今回もアニメ作品を中心として約300点あり、棚から出して箱に詰め、外まで運ぶだけでも相当な作業になることが一目で分かる量でした。
お客様からも、「正直、LDは相当重いので、引っ越し先まで持っていくか迷っていたんです」とのお話がありました。
まずは当初お電話でお聞きしていた文庫本と攻略本から査定を始め、その後にゲームソフト、最後にLDを順番に確認していくことに。私が査定を進めている傍らで、お客様は別のお荷物を箱に詰めるなど、お引っ越しの準備を進めていらっしゃいました。
査定だけでおよそ2時間ほど頂きましたが、作品名を確認していくと、単に古い本やゲームが混在しているのではなく、TRPG、1990年代の家庭用ゲーム、アニメ・ロボット作品という、収集の方向性がはっきりしたコレクションであることが分かってきました。
今回の買取事例|TRPG文庫・ゲーム攻略本・LDなど約850点
今回お譲り頂いた品々は、文庫本が段ボール約2箱分、約200冊。PlayStation、セガサターン、PlayStation2時代を中心とした攻略本が約150冊、ゲームソフトが段ボール約2箱分、約200点。そしてアニメ作品を中心としたLDが約300点という、総数約850点のまとまった内容でした。
文庫本は、ロードス島戦記やソード・ワールドをはじめとするTRPG関連のものが中心で、実際のプレイ内容を読み物としてまとめたリプレイ集、モンスターや武器、魔法、道具などを紹介するアイテムコレクション、ゲームの世界観や遊び方を補足する関連書籍が幅広く含まれていました。

作品やシリーズとしては、ロードス島、ソード・ワールド、黄金伝説、妖魔夜行、ドラゴンズヘヴンなどがあり、富士見ドラゴンブックから刊行された書籍も多数見られました。
一般的な文庫小説とは少し異なり、ひとつの物語を読むための本だけではなく、実際にゲームを遊ぶための資料や、他の人が遊んだ記録を読むための本が混在しているのが、TRPG関連書籍の特徴です。
攻略本は、初代PlayStation、セガサターン、PlayStation2が中心となっており、グランツーリスモ、デッド オア アライブ、ときめきメモリアル、モンスターファーム、鉄拳、エースコンバット、戦場のヴァルキュリアなど、各時代を代表するゲームのものが揃っていました。

さらに詳しく確認すると、「電脳戦機バーチャロン」「パンツァードラグーン」「アーマード・コア」といった作品に加えて、「ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語」や「どきどきポヤッチオ」など、現在では攻略本を見かける機会が少なくなったタイトルも含まれていました。

ゲームソフトはセガサターン、ドリームキャスト、PlayStationのものが中心です。

セガサターンでは「ウルトラマン 光の巨人伝説」「バーチャコップ」「同級生」「セクシーパロディウス」「ぷよぷよSUN」などがあり、PlayStationでは「マール王国の人形姫」「やるドラ」シリーズ、「ネクストキング 恋の千年王国」「トバル」「モンスターファーム」「ブシドーブレード」「リフレインラブ」などがまとまっていました。

ドリームキャストでは「サクラ大戦」や「プリンセスメーカー」なども見られ、単に有名作品だけを集めたというよりも、シミュレーション、アドベンチャー、対戦格闘、シューティングと、お客様のお好みがはっきり伝わるコレクションとなっていました。
個人的には「やるドラ」シリーズや「どきどきポヤッチオ」「ネクストキング」といったタイトルを見つけた際、思わず手を止めてしまいました。
ゲームの査定中に「この頃のゲームは、こういう少し変わった作品が多くて面白かったですよね」とお客様にお話しすると、お客様も当時遊んでいた作品について話してくださり、しばらく査定を忘れそうになるほど話し込んでしまう場面もありました。もちろん、その後はきちんと査定に戻っております。
LDは「聖戦士ダンバイン」「トップをねらえ!」「冥王計画ゼオライマー」「超神伝説うろつき童子」など、アニメやロボット作品を中心とした構成でした。

ほかにも作品ごとにまとまっているものが多く、単体で確認できるものと、シリーズやジャンル全体をまとめて評価するものに分けながら査定を進めました。その中には「PERFECT BLUE」のように、単体でも内容を確認しやすい作品も含まれていました。

お客様の声・買取の様子|迷っていたLDも含めて一括査定
今回のご依頼品には、長期間大切に保管されてきたことが伝わるきれいなものがある一方で、ゲームソフトのケースに傷みがあったり、攻略本にヤケや使用感が見られたりするものも含まれていました。
ゲームや攻略本は、同じタイトルであっても状態や付属品の有無によって評価が変わります。そのため、説明書、帯、付属マップ、ディスクの状態などを確認し、状態の難しいものについてはその点を踏まえつつ、作品やシリーズとして評価できる部分はしっかりと査定させて頂きました。
LDについても、作品のジャンル、タイトル、シリーズのまとまり、ジャケットや盤面の状態を一点ずつ確認しました。
すべての査定が完了し、文庫本、攻略本、ゲームソフト、LDを合わせた査定額をご提示すると、お客様には快くご了承頂くことができました。
「LDは正直、手放すかどうか迷ったけど、お話を聞いて値段が付くなら、このタイミングでお任せすることにしました。本もゲームもLDも、やっぱり自分的には重さがネックだったので、出張で来て頂けて全部片付けることができてよかったです。」
特にLDについては、査定前には引っ越し先へ持っていくことも考えていたそうですが、作品ごとの評価方法や全体の査定内容をご説明したことで、「このタイミングで片付けられるならお願いしよう」と決めて頂けたとのことでした。
大切にしてきたコレクションを内容まで確認したうえで整理できたことにご満足頂けたようで、私としても嬉しいご依頼となりました。
査定後は、攻略本と文庫本を重量が偏り過ぎないように段ボールへ詰め、ゲームソフトもケースやディスクを傷めないように分けて箱入れ。LDについてはジャケットの角や盤面に負担が掛からないよう、気をつけながら箱へ移して搬出しました。
LDは見た目以上に重く、箱へ詰め過ぎると持ち上げること自体が難しくなります。そのため箱数を分けながら慎重に作業を進め、お伺いから査定、梱包、搬出、車両への積み込みまで、合計で約4時間半ですべての作業を完了しました。
高評価ポイント|アニメLD・TRPG本・1990年代ゲームのまとまり
アニメ・ロボット作品を中心としたLDコレクション
LD(レーザーディスク)と一口に言っても、評価は作品やジャンルによって大きく異なります。
映画、音楽、カラオケ、教材、アニメなど幅広い作品が発売されましたが、媒体そのものだけを理由に評価できるわけではありません。タイトルによってはまとまった枚数があっても評価が難しく、反対に作品やジャンルによっては、一点ずつ内容を確認できる場合もあります。
今回のLDは、アニメやロボット作品が中心となっていたため、コレクション全体の方向性が分かりやすい内容でした。

「聖戦士ダンバイン」「トップをねらえ!」「冥王計画ゼオライマー」など、現在でも作品名が知られているタイトルに加え、「PERFECT BLUE」のように単体で確認しやすい作品も含まれていました。

すべてを一律に査定するのではなく、単体で確認する作品と、シリーズやジャンルのまとまりとして確認する作品を分けられたことが、今回の評価に繋がっています。
富士見ドラゴンブックを中心としたTRPG関連書籍
文庫本は一般的な小説だけではなく、TRPGのリプレイ集やルールを補足する関連本が多く含まれていました。
中でも富士見ドラゴンブックは、TRPGやゲームブック、リプレイ集などを数多く刊行してきたシリーズです。通常の文庫本と同じようなサイズでありながら、物語を読むだけではなく、ゲームを遊ぶための情報や、実際のプレイの面白さを伝える役割を持つ本が多くあります。

今回の蔵書には、ロードス島、ソード・ワールド、妖魔夜行など、TRPG文化を語るうえで欠かせない作品群がまとまっていました。

一冊ずつでは内容の違いが分かりにくい本もありますが、シリーズ名や刊行レーベル、世界観の繋がりを確認することで、単なる古い文庫本とは異なるまとまりとして査定できます。
特に今回のようにリプレイ集、アイテムコレクション、関連小説が複数存在する場合には、富士見ドラゴンブックを中心としたTRPGコレクションとして確認しやすい状態となります。
セガサターン・PlayStation時代の攻略本が充実していたこと
今回の攻略本には、グランツーリスモや鉄拳といった有名作品だけでなく、セガサターンや初代PlayStationの時代を象徴するタイトルが数多く含まれていました。

「電脳戦機バーチャロン」「パンツァードラグーン」「アーマード・コア」のように、ゲーム性や世界観に強い個性を持つ作品に加え、「ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語」「どきどきポヤッチオ」など、攻略本を単独で見かけることが少ないタイトルもありました。

古い攻略本は、ゲームの進め方だけでなく、設定資料、開発者コメント、イラスト、マップなどが収録されていることがあります。インターネット上の攻略情報とは異なり、当時のゲームと同時期に作られた出版物としての見所もあるため、タイトルと内容を確認しながら査定しました。
ゲームソフトにも収集の方向性が表れていたこと
ゲームソフトはセガサターン、ドリームキャスト、PlayStationを中心としており、ジャンルの傾向がはっきりしていました。

「バーチャコップ」「セクシーパロディウス」「ぷよぷよSUN」といったセガサターン作品、「マール王国の人形姫」「やるドラ」「ネクストキング」「モンスターファーム」「ブシドーブレード」などのPlayStation作品があり、アドベンチャー、シミュレーション、対戦、シューティングと幅のある内容でした。


単に本数が多いだけではなく、同時代のゲームや関連する攻略本も一緒に残されていたため、お客様が実際に遊びながら集めてきた様子が伝わります。


ゲームソフト、攻略本、TRPG本、アニメLDという一見異なる品々に、1990年代を中心とした趣味の繋がりが見られたことも、今回のコレクションの大きな特徴でした。
LD・レーザーディスクとTRPG本は買取できる?|評価される内容と特徴
大きなジャケットも魅力だったLDの歴史
LDはレーザーディスクの略称で、映像と音声を記録した直径約30センチの光ディスクです。家庭向け映像メディアとして普及し、映画、音楽ライブ、カラオケ、アニメなど、非常に多くの作品が発売されました。

大きさはアナログレコードに近く、ジャケットを大きく使ったイラストや写真も特徴のひとつです。特にアニメ作品では、描き下ろしイラストを使ったジャケットや、解説書、特典などが付属した商品もあり、映像を視聴するための媒体であると同時に、パッケージ全体を楽しむコレクションでもありました。
その後、家庭用映像媒体の中心がDVDやBlu-rayへ移り、現在ではLDを再生する機会は少なくなっています。プレーヤーの確保やディスクの大きさ、重量などもあり、媒体としての扱いやすさは現在の映像ソフトに及びません。
そのため、LDであれば何でも評価できるというわけではなく、一般的な映画やカラオケなど、作品によっては評価が難しいケースもあります。
一方でアニメ作品の場合には、作品名、ジャケット、付属品、シリーズの揃い方などを確認することで、評価できるものがあります。特にロボットアニメ、OVA、劇場アニメなど、LDが発売されていた時代と作品展開が重なるジャンルは、一枚ずつ内容を見ることが大切です。
会話と想像力で物語を作るTRPG
また、今回の査定でもあったTRPGは「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」の略称です。

家庭用ゲーム機やパソコンを使うのではなく、参加者がテーブルを囲み、ルールブック、キャラクターシート、サイコロなどを使って物語を進めていきます。
ゲームの進行役となるゲームマスターが、舞台や出来事を説明し、プレイヤーはそれぞれ自分のキャラクターとして「扉を調べる」「村人に話を聞く」「魔法を使う」といった行動を宣言します。その結果をルールやサイコロによって判定しながら、参加者全員でひとつの物語を作っていく遊びです。
同じシナリオを遊んだとしても、参加者の判断や会話、サイコロの結果によって展開が変化します。決められた物語を読むのではなく、自分たちの選択によって物語が生まれていく点がTRPGの大きな特徴です。
日本では、海外で生まれたTRPGが紹介された後、日本独自の作品や世界観も発展していきました。その中でも「ロードス島戦記」は、実際のTRPGのプレイを記録したリプレイを出発点のひとつとして、小説やアニメ、ゲームへと広がった代表的な作品です。
「ソード・ワールドRPG」は、剣と魔法の世界を舞台とした国産TRPGとして広く知られ、ルールブックだけでなく、シナリオ集、リプレイ、小説、モンスターやアイテムに関する資料など、数多くの関連書籍が刊行されました。
「妖魔夜行」は、現代社会の中に妖怪や超常的な存在が暮らしているという世界観を持ち、一般的な剣と魔法のファンタジーとは異なる魅力があります。このようにTRPGは、ファンタジーだけでなく、現代怪奇、SF、伝奇など様々な舞台で遊ばれてきました。
TRPGリプレイ集とは?|遊んだ記録を読み物にした独特の文化
TRPG関連本の中でも特徴的なのが、リプレイ集です。

リプレイとは、実際にTRPGを遊んだ際のゲームマスターとプレイヤーの会話や行動を整理し、読み物としてまとめたものです。
ゲームマスターが状況を説明し、プレイヤーが相談しながら行動を決め、ときにはサイコロの結果によって予想外の失敗や成功が起こる。その一連の流れが、小説とも攻略本とも異なる独特の形式で記録されています。
物語そのものを楽しめるだけでなく、「TRPGはどのように進むのか」「プレイヤー同士はどのように会話するのか」を知るための案内役にもなっていました。
現在では動画配信などを通じてTRPGのプレイを見る機会もありますが、以前はリプレイ集を読むことが、実際の遊び方や雰囲気を知る重要な方法のひとつでした。
今回お譲り頂いたロードス島、ソード・ワールド、黄金伝説、妖魔夜行、ドラゴンズヘヴンなどの書籍は、こうしたTRPG文化と読み物の文化が結び付いていた時代を伝えるコレクションでもあります。
まとめ|豊島区の古本・ゲーム・LD出張買取は白銀書房へ
今回は東京都豊島区のお客様より、TRPG関連の文庫本約200冊、ゲーム攻略本約150冊、セガサターン・ドリームキャスト・PlayStationなどのゲームソフト約200点、アニメを中心としたLD約300点を出張買取させて頂きました。
査定には約2時間、梱包と搬出を含めた全作業は約4時間半。お引っ越し前の限られた時間の中で、総数約850点のコレクションをまとめて整理することができました。
古い文庫本やゲーム攻略本は、表紙だけでは内容が分かりにくいものもあります。また、LDは作品やジャンルによって評価が異なり、ゲームソフトも状態や付属品、タイトルによって査定方法が変わります。
白銀書房では、一般的な古本だけでなく、TRPGリプレイ、ゲームブック、富士見ドラゴンブック、古いゲーム攻略本、セガサターンやPlayStationのゲームソフト、アニメLDなども内容を確認したうえで査定しております。
東京都豊島区で古本やゲーム、重いレーザーディスクの出張買取をご検討の方は、無理にご自身で運び出す前に一度ご相談ください。本だけでなく、ゲームソフトや攻略本、映像ソフトなどが混在したコレクションについても、全体の内容や保管状況をお伺いしながらご案内致します。
冊数や点数が正確に分からない場合でも、ジャンル、作品名、段ボールのおおよその箱数など、分かる範囲でお知らせ頂ければ問題ございません。