埼玉県三芳町より米澤玩具ソフビ人形など古いソフビ人形や玩具などを買取致しました
今回ご依頼を頂きましたのは埼玉県三芳町のお客様からのご依頼で、町と聞くと「なんだか田舎だな~」というイメージがどうしても先行してしまいますが、ところがどっこい。
三芳町に住んでいる友人のお話曰く、「その昔財政が潤っていたから市の合併を断っていた」という結構とんでもないエピソードが飛び出す町。
その証拠かどうかは分かりませんが結構大きい工場が多くて、埼玉の中でも土地に余裕がある…そんなイメージでもあります。完全に余談ではありますがエアガンメーカーの「Gunsmithバトン」も昔三芳町に店舗を構えていましたね。
さてそんな三芳町のお客様からの買取ですが、今回は「フィギュアやソフビ・ゲームや本類があり、まとめて買い取って欲しい。量があるのでこちらまで来て欲しいのです。」とのお話で、早速ご自宅にお伺いさせて頂く事になりました。
ご自宅に到着しご挨拶をさせて頂きまして、ご依頼品をお見せ頂く事に。
量としては部屋の半分ほどを占めており、スター・ウォーズやスポーンなどのDCコミックス系のフィギュア類や、ウルトラマン・ウルトラセブンなどの怪獣ソフビ、さらにファミコンなどゲームソフト類や攻略本類、中には「スターウォーズ トランスフォーミングセット」といった珍しい品もございました。
中でも今回特に珍しかったのが米澤玩具のゼンマイ歩行ソフビで、「ギメゴン」と「ゴメラ」で惜しくも箱などはなかったのですが、ソフビ人形の中でも特に珍しい物だったため、高く評価させて頂きました。
査定終了後金額をお伝え致しますとご満足頂け、「これでようやく引っ越しに向けて片付ける事が出来ます。捨てるにはもったいなくて、持っていくには不便なので本当に助かりました。」と嬉しいお言葉を頂く事が出来ました。
実は現在も存在する!?ソフビ人形やブリキ玩具で有名な「米澤玩具」
今回ご依頼の中にもございました米澤玩具(ヨネザワ)はブリキ玩具・フリクション玩具・ソフビ人形・ゼンマイ動力玩具などのTHE・昭和玩具を発売していたメーカーで、かつての米澤玩具のソフビ人形をはじめとする玩具類は持っている方が少なく、希少性の高い人気の品となっております。
米澤玩具といえばブリキ玩具・ソフビ人形の他に「ダイヤペット」というミニカーシリーズも手掛けており、こちらは「ダイヤモンドのように小さいが価値のある物で、多くの人のペットになるように」という意味から名付けられたミニカーとの事で、1965年に第一号であるプリンス・グロリアが1/40スケールで発売されたそうです。
2024年現在で「現存する日本最古のミニカーブランド」の名が示す通り、当時のダイヤペットミニカーは非常に希少性の高いものとなっており、もうダイヤペットについて書き出したらそれだけで長くなってしまうほど人気・情報量共に高いシリーズとなっており、米澤玩具はそんなダイヤペットの生みの親でもあるのです。
もうひとつ意外な事で言いますと、1994年にセガ(SEGA)がヨネザワトイズを吸収しており、「セガ・ヨネザワ」そして「セガトイズ」へと名前が変更されています。
つまり、米澤玩具は名前を変えておりますが現存していると言って良いでしょう。面白いですね~。
(ただ、ダイヤペットの権利は手放しているので別会社が権利を保有しています。)
米澤玩具自体は1932年に東京浅草にて「米澤商店」として玩具の卸売業を開始、1948年に個人商店から法人組織となりこの頃から自社ブランドのブリキ玩具なども製造を始め、1950年代~1960年代のブリキ全盛期には数多の名作を世に送り出したと言われております。
1960年代の米澤玩具の製品ラインナップにはHOゲージなどの鉄道模型やアトミックロボットなどのロボットシリーズ、ミニカー、航空模型、エイトマン歩行ロボット、鉄腕アトム・オープンカーなどがある事から、幅広い玩具を手掛けていた事が伺えますね。
完全に余談なのですが、私が初めて触ったゲームでもあり思い出の品でもある「ピコ」という電子知育玩具(まあゲームなのですが)がありまして、これがどうやら1993年から発売されていたそうで、一時期「セガ・ヨネザワ」が販売を担当してたらしいのです。
1998年に「セガ・トイズ」に名称が変更されたので、ピコ初期~中期のパッケージには「セガ・ヨネザワ」の表記があるそうです。いや、一度見てみたいと思ってしまうのはマニア心でしょうか…。
米澤玩具の高く評価出来る希少な玩具ですと、「仮面ライダー 新サイクロン号(フリクション)」「黄金バット」「レッドバロン」などのソフビシリーズや、「少年ジェット ジェット号」「鉄腕アトム ニューキャラデック」「月光仮面 月光号」「スモーキングロボット」「アトミックロボット」などがあり、ブリキ玩具など米澤玩具らしい昭和レトロ感溢れる玩具は高い評価に繋がる傾向にあります。
米澤玩具をはじめとする東京都心部近郊のソフビ人形の買取しております!
当店では米澤玩具のブリキ玩具・フリクション玩具・ソフビ人形・ゼンマイ動力玩具といった昭和の昔懐かしい玩具を積極的に買取しております。
また、昭和の玩具以外にもピコや1980年代以降に登場したファミコンなどのゲームグッズ、TRPG・プラモデル・鉄道関連のグッズや雑誌や書籍など昭和後期から平成にかけてのサブカルチャーの品々、さらに当時のチラシやカタログなどにつきましても高く評価しており、「不要な物を片付けたいけど時間がない…」「買取店まで持っていくのが大変」「売れるものだけ売ってしまいたい!」などのお客様のお悩みの解決をお手伝いさせて頂きます。
白銀書房はサブカルチャーグッズの査定に長けた専門スタッフが多数在籍しており、お客様のご依頼品の稀少性や需要を踏まえた上でしっかりと査定をさせて頂きます。
古くなった物といえど玩具は思い入れの強い品々である事が多く、実は私も片づけられずにしまいっぱなしになっているレトロゲームやプラモデル、それこそピコなどがまだ眠っており、「捨てるのはさすがにちょっとなぁ…」と感じています。そういったお客様にこそ当店をご利用頂きたく、当店のスタッフがお客様の気持ちを含めた整理をお手伝い致します。
米澤玩具をはじめとするソフビ人形の買取は白銀書房におまかせください!
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