東京都台東区より刀や空手専門書など本類の遺品整理のご依頼を頂きました

今回ご依頼を頂きましたのは東京都台東区にお住まいのお客様からのご依頼で、電話にて「少し前に亡くなった父の遺品整理をお願いしたくて電話しました。自分たちには分からない専門的な本が多く、普通の書店では買い取って貰えそうになく困っています。」とのご連絡を頂きました。

さらに詳しくお話をお伺い致しますとどうやら生前、空手を中心とした武道や居合などに精通していたそうで、それに関連した書籍やDVDなどがあるとの事で、量も非常に多く出来れば早めに片付けたいとのお話でしたので可能な限り早くスケジュールを調整させて頂き、翌日にお伺いさせて頂くことになりました。

翌日東京都台東区にあるご自宅にお伺致しますと、ご依頼者である娘さんが明るく迎えて下さり「遺品の本を整理しようと思ったのですが、思ったより本も多くて、しかも我々には分からない本ばかり…。捨ててしまうのはさすがに違うかなと思って困っておりました。」と教えて頂け、遺されたという本をお見せ頂く事に。

早速その本を拝見致しますとお伺いしていた通り、刀剣や武道に関する書籍や図録、それも年代が古い物も非常に多くあり、思わず魅入ってしまうほどの素敵な本と邂逅する事が出来ました。

ご依頼者様は「家を空けなければいけない都合で本類は全て引き取って貰いたく、他にも引き取って貰えるものは全てお願いしたい」とのお話でしたので、本類以外にも当店の方で評価出来るものは全て見させて頂く事となりました。

この日は本・DVD・美術品など様々なものを時間を掛けて査定をさせて頂きまして、ご依頼者様も並行してお片付けを進めながら私も査定を並行させて頂くという形となり、様々なタイミングでお家に関する事やお父様に関する事、さらにご自身の近況などもお話頂けました。

査定終了後、ご依頼者様にその査定金額をお伝え致しますと「私共には何も分からない本などでこれだけの査定金額になるとは思っていませんでした。本当にありがとうございます。」と嬉しいお礼の言葉を頂く事が出来ました。

今回のご依頼でお片付けさせて頂いた品々は白銀書房の車満載になるほどで、朝からお伺いしたのにも関わらず積み込みが終わる頃には陽が傾く時間となっておりました。

ご依頼者様からは何度も「ありがとうございます…！」と言って頂け、最終的にお家もすっきりと片付ける事ができました。

今回のご依頼では刀剣・武道関連の優れた本の数々が高い評価に繋がりまし

さて今回ご依頼頂いた遺品の本類は刀剣や武道に関する書籍が豊富に揃っており、故人様のこだわりが強く感じられる非常に素晴らしいものとなっておりました。

「鍔入門」から始まり「脇差の魅力」や「刀剣価格大辞典」「日本刀の鑑定と鑑賞」「刀剣百科年表」「刀の値段史」や「入門日本刀図鑑」など刀の解説本や鑑定本・図録などがずらり。(あまりに刀剣に関する本が多いので査定の最中も読みたくてうずうずしただけでなく、持ち帰ってから本当に読んでしまいました。)

中には「日本刀工辞典 古刀編・新刀編」などの珍しい物や昭和初期から中期にかけて書かれた年代の古い物など高く評価出来るものもございました。

白銀書房ではこういった大手の本買取店では評価のされにくい古い本や専門書につきましても積極的に買取を行っており、さらに今回のように筋の通ったコレクションであったり、こだわりの見える収集本につきましては高く評価させて頂く事がございます。(実際今回ご連絡頂きましたお客様もありがたいことにインターネットで当店を見つけて、良さそうと思いお電話を頂けたとの事でした…！)

特に刀剣に関するコレクションは昔からお好きな方が多く、昭和中期から後期にかけても黒澤明監督をはじめとする時代劇映画や戦争映画、さらに関連するテレビ番組やドラマなどに根強い人気がある事からも刀剣の世界に魅了されているファンが多いように感じられます。

ただ平成以降でも今度は漫画やアニメ・ゲームの影響からか若い方の中でも刀剣に興味を持っている方は多いようで、平成～令和にかけて「るろうに剣心」「BLEACH」「銀魂」「戦国BASARA」「鬼滅の刃」、そして女性層をも巻き込んでファン層を作り出した「刀剣乱舞」といった作品が大きく影響を与えたように思えますね。(一応その前から忍者・時代劇系の漫画は人気の高いジャンルではありましたが)

ちなみに余談ですが私もゲームで刀・時代劇好きに拍車が掛かっておりまして、「天誅」「忍道」「侍道」「風雲 幕末伝」「剣豪」「必殺裏稼業」といったゲームシリーズは時代背景を含めて大きな興味を与えてくれました。

刀関連の書籍ですと、「日本刀大鑑(1968年)」「剣術教書(1955年)」「日本刀大百科事典(1993年)」「新版日本刀講座(1973年)」「名刀甲冑武具大鑑(2023年)」「鑑刀日々抄(1974年)」「刀剣銘字大鑑(1981年頃)」といった戦後の昭和中期～現代にかけて新しくとも高い評価に繋がる物もございます。

刀剣・武道の専門書をはじめとする東京都心部近郊の本などの遺品整理は白銀書房におまかせください

昭和初期に書かれた肉体改造(ボディビル)に関して書かれた書籍や、大正時代の琉球拳法(唐手)に関する書籍、昭和中期の流派別空手に関する書籍、その他にも昭和中期やそれ以前の合気道・剣道・棒術・少林寺拳法・居合術・古武道・柔道(柔術)・杖道・弓道といった武道書は当店でも高く評価出来る事があり、「日本武道大系(全11巻揃)」や「日本武道全集(全7巻)」などの全集類につきましても積極的に買取をしております。

他にも専門書関連では武道書以外にもオカルト・スピリチュアル・精神世界、SF文庫や世界幻想文大系などのSF・幻想系書籍、さらに学習参考書といった本類は見所が多いため、お手元にお持ちのお客様はぜひ当店にご相談下さい。

今回のケースのように遺品整理の場面では、故人様が集めていた本類のこだわりや価値の部分を残されたご家族様では判断が難しいといったケースは珍しくありません。

白銀書房ではご家族様や大手本買取店では価値の判断や査定の難しい、古い本や専門書・遺品につきましても一点一点確認し、しっかりと査定をさせて頂きます。

本や雑誌以外にも様々な物があるケースにつきましても可能な限り対応をさせて頂きますので、「DVDやポスターなどもある」「大量の玩具やゲーム類も整理したい」「他にも〇〇が遺されていた」といったケースはまずは当店に一度ご連絡下さい。まずはお客様のご状況をお伺いし、ご依頼者様の状況に合わせたご案内をさせて頂きます。

刀剣・武道の専門書をはじめとする東京都心部近郊の本などの遺品整理は白銀書房におまかせください。